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hirojisan日記1

75歳の老人が書く徒然日記です。

旧統一教会「霊感商法」を本格追及した朝日ジャーナル名物記者への非道な抗議と嫌がらせ電話の「中身」

7月8日に安部元首相銃撃事件が起こってから1か月が経った。逮捕された山上
  哲也容疑者の動機について犯行直後「母親が”ある宗教団体”にのめりこんで多額の
  寄付をしたことにより家庭が崩壊。恨みがあったと供述した」など報じられた。
  その後同月11日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が開くまで宗教の団体名
  が会見を開くまで宗教の団体名を報じるマスコミはほとんどなかった。
  なぜ多くの報道機関は旧統一教会の名前を出すことを躊躇したのか?
  その理由について1980年代に「朝日ジャーナル」で霊感商法を鋭く追及した元
  朝日新聞記者・藤森研さんが実体験をもとに語った。
  7月29日 全国霊感商法対策弁護士連絡会は日本外国特派員協会で会見を開いた。
  代表世話人の山口広弁護士は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題に
  ついてメデイアをこう批判した。
  「私はもう日本のテレビと新聞はレベルダウンが著しいと思っています。何ですか?
  「特定の宗教団体」とか言わないじゃないですか。月曜日(7月11日)にUnification
       Church(旧統一教会)が記者会見するまで。特に海外の新聞ではUnificationChurchの
  問題を言っていますよあるいはネットにはたくさん流れれいますよ(中略)本当に悲しい
  ですよ」
  確かに事件翌日旧統一教会との繋がりを報じたのはブルーバーグやBBCなどの海外メデイア
  が多かった。日本のメデイアでは【現代ビジネス】がいち早く安部氏と旧統一教会の接点
  を書いた。しかし日本の大手マスコミの動きは鈍かった。
  これについて藤森研さんは「非常に歯がゆいというか違和感を覚えました」と語った。
  〇 犯罪すれすれの抗議
  藤森さんはこの事件が起こされた際安部元首相の死に対して謹慎が求められたような内向
  きの空気が全般的にメデイアに感じたという。
  「一例を挙げればほぼすべてのテレビのコメンテイターが「とても許されないことですが」
  と免罪符の言葉を口にして事件についてこわごわと話し始めた。つまり背景についてぐいぐ
  いと迫っていく気持ちが萎縮していた。それが特定宗教の団体名を出さないことに直結結び
  ついたかどうかは別として一種の萎縮の空気をすべての報道に感じました。」
  さらに藤森さんは「これは推測ですが」と前置きしたうえで、、こう語った。
  「まだ教団と山上容疑者と関係で確定していないのもかかわらず旧統一教会の名前をだすこと
  で彼らからの抗議されることを恐れたのでしょう」
  報道機関が抗議を受けるのは日常茶飯事である。ある意味抗議慣れしているメデイアがなぜ
  なのか?
  「買って旧統一教会について批判的な記事を書いて表立抗議されたことはたくさんありました
  。それでいうことを聞かないと教団は【裏の手】も大変熱心に使う。旧統一教会がそういう
  団体であることをメデイアによって認識しているわけです。」
  旧統一教会が80年代ごろからメデイアに対して行ったのは【抗議】などという生易しいもの
  ではなかった。会社への直接抗議にとどまらず、記者本人の家に押しかけたり、家族の生活を
  脅したりするなど犯罪すれすれの行為を組織的に行ってきた。そんなこともあり各メデイアは
  腰が引けたのではないかと藤森さんは推測する。
  〇 記者の家を見張る信者
  1980年代旧統一教会が印鑑や壺(ツボ)などを高額な値段で売りつける【霊感商法】が社会
  問題となった。そのきっかけとなったのが、1980年「朝日ジャーナル」で藤森さんらが始めた
  霊感商法追及キャンペーンだった。
  「それまでは【開運商法】などと呼ばれていた。こんなにひどいことをやって【開運】はないだろ
  う、と。そこで仲間とも相談して追及キャンペーンでは【霊感商法】と名付けました」
  「朝日ジャーナル」は断続的に旧統一教会を批判する記事を掲載してきた。それに対して旧統一
  教会は【信者が勝手に行っていることで協会は関係ない】として編集部に抗議した。
  しかし抗議の”効果”がないとわかると教団は次第に記者本人や家族を標的するようになった。
  「86年頃霊感商法追及キャンペーンを始めてすぐの頃でした。当時、僕は東京・三鷹の借家
  に住んでいた。家主の息子が「未明から変なワンボックスが向かいに停まっている。中には
  屈強な若い何人かが乗っていてこちらをずっと見ているよ」と知らせてくれた。
  それが嫌がらせ個人攻撃の始まりでした。 休日、家にいると嫌がらせの電話がかかってきた。
  「『この世界で飯を食えなくしてやるからな』」とかいろんなことを言うわけですよ。
  それからなぜか娘の名前を知っていた。「◎◎ちゃん元気?うふふ」心配になって下校時に
  迎えに行った。そんな電話がジャンジャン続いた」
  〇 オウム真理教と重なる手口
  藤森さんのよると旧統一教会の活動は大きく3つの時期に分かれるという。
  「60年代70年代は宗教団体であることを隠し大学生を勧誘して洗脳し信者にしていった
  これが原理運動でいわば「人の収奪」に時期です。80年代は霊感商法による「金の収奪」の
  時期です。それでメデイアは大騒ぎするし、警察も乗り出してきたので、彼らは90年代から
  「内向」の時期に入るんです。それから今に至るまで続いているのだ。
  内向の初期である90年代はタレントの桜田淳子山崎浩子らの「合同結婚式」がワイドショー
  で取り上げられたが、それらは教団を追及糾弾するという姿勢では報道されなかったと藤森
  さんの目に映った。
  私には宗教団体というよりも政治右翼団体と考えていいと思える。一般宗教団体でしたら抗議
  しても相手を脅すような行動には出ない。旧統一教会の行為は右翼団体と同じように感じる。
  自分たちの思想に反するグループををたたくという理論は行きすぎだ。それを平気でやるという
  ことは異常である。そのやり口はかつてのオウム真理教が信者に対して行ったこととよく似て
  いると藤森さんは語っている。
  更に詳しく知りたければ下記をご覧ください。

  https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa587fd95a45a4d0e323fb6b884e9431506d0ae
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